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口腔がん検診

口腔がん検診(ベルスコープ)

口腔がんの高い死亡率

口腔がん検診日本では2人に1人が癌(以下、がん)にかかり、3人に1人ががんで亡くなっていると言われています。もはや、『がん』は国民病とも言える病気になってしまいました。

中でも、とりわけ歯科医療に携わる私たちの注目しているがんは、やはり『口腔がん』です。
口腔がんとは、その名の如くお口の中のがんで、お口の中の歯以外の部分にどこにでも発生する可能性があり、そのうち日本人に最も多いのが舌がん(約60~70%)だと言われています。
そして口腔がんは、発生した部位により、下記のように分類されています。

  • 舌がん
  • 歯肉がん
  • 口腔底がん
  • 頬粘膜がん
  • 口蓋がん
  • 口唇がん

そして、この口腔がん。実は、日本のがん患者の死亡率では、非常に高い数値を示している事を理解しなければなりません。皆様には、あまり馴染みのないがんの一つかもしれませんが、実は口腔がんは『死亡率の高い』がんなのです。

例えば、2013年の国立がんセンターの調査結果によると、日本人のがん患者の死亡率で最も高いのが『膵臓がん(94.9%)』というデータがあります。次いで、『胆のう・胆管がん』『白血病』とランクインしています。そしてその中でも口腔がんは、死亡率10位(46.1%)です。
皆さんが馴染みのある『乳がん』は19位(19.3%)ですから、口腔がんは乳がんなどと比較しても非常に死亡率の高いがんであることが分かっています。

その背景に、これまで口腔がんは希少癌とされ、あまり注目されてこなかったことがあります。しかし口腔がんは、ここ10年くらいの間で増え続け、2015年では罹患者数が19,500人になりました。
なかでも、女性の中にも口腔がんに掛かる人が増えていることも問題視されています。
また、これまでは口腔がんは高齢者のがんと言われてきましたが、最近では10歳未満の児童や10代の事例も増えおり、罹患者年齢は9歳~92歳までの幅広い人が罹る可能性のあるがんであるとされています。

欧米では口腔がんの減少に成功

それでは、海外ではどうでしょうか?
欧米のデータと比較して見てみると、驚くことが分かります。
米国における口腔がん患者の死亡率は19.1%です。日本の死亡者数のランキングにあてはめると、だいたい20位です。先程触れた『乳がん』の下に位置します。

では、何故米国では日本より死亡者数が少ないのでしょうか?
それは、米国では半年に1回の口腔がん検診が、ほぼ義務付けされているからです。人々は、半年に一度は歯科医院にて口腔がん検診を受けているのです。

また、もう少し広い視野で口腔がん患者の死亡者数を見てみると、こんな事が分かっています。実は、先進国で口腔がんの死亡率が増加しているのは、ここ日本だけです。

自殺率も高い口腔がん。早期発見・早期治療が重要

自殺率も高い口腔がん海外の死亡率を見るだけで、いかに日本は口腔がんの早期発見・早期治療が遅れているかがお分かりいただけたかと思います。
口腔がんは、とにかく早期発見・早期治療が重要です。

口腔がんは、早期に発見し早期に治療すれば、5年生存率は60~80%と言われています。初期に発見すれば簡単な治療で治すことが出来、後遺症もほとんど残ることもなく5年生存率が90%を上回るとの報告もあります。
しかし、発見が遅れて重症化してしまうと、顎や頬を大きく切除することを余儀なくされ、外見の変形が伴ってしまいます。顔の形状が大きく変化してしまうことにより、手術後のQOLが大きく損なわれてしまいます。そのため、自ら命を断ってしまう人が多く、自殺率の高いがんであるとも言われています。

これらの事からも、口腔がんは『早期発見・早期治療』が、とても重要ながんであることが分かります。

ベルスコープで口腔がん検診

これらのことから、当院では口腔がん検診を推進しております。特に、当院ではベルスコープという検診機器を導入しており、より精度の高い口腔がん検診が可能です。日本では導入している歯科医院はあまり多くありません。

ベルスコープとは、青色光を当てることによってお口の中に異常がないかどうか観察できる装置です。
欧米では多くの歯科医院に導入されているそうで、この機器の活躍が、口腔がんの早期発見に役立っています。痛みもありませんし、短時間で検査を行うことができます。

<口腔がん検診の基本的な流れ>

問診票の入力

口腔がんになる要素がどれくらいあるか、生活習慣についての問診を行います。

視診・触診

お口の中に異常がないかを目で確認。ゴム手袋を付けた指で触り、しこりや盛り上がっているところがないかを調べます。

③VELscope®Vx(ベルスコープ)を使った検診・写真撮影

ベルスコープベルスコープベルスコープでお口の中に青色光を当てて、異常がないか観察をします。
そのままお口の中の状態を写真撮影します。

※異常を発見した場合、大学の口腔外科専門医に、撮影した写真をすぐに送信し診断のサポートを依頼します。(ナビシステム)

報告書を元にカウンセリング

カウンセリング結果を報告書にまとめ、それを元に口腔内の現状に関しカウンセリングを行います。

※口腔がん検診は目安として約30分程度かかります

口腔がん検診をご希望される方は、お電話にてご相談ください。
ご予約は、お電話、もしくは宮井歯科医院HPよりお願いします。

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